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当院について

病院長挨拶

病院長:鈴木 史彦

当院は、「高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな人材を育成する」とした奥羽大学の建学の理念に基づいた歯科医師養成の臨床教育機関です。安全・安心な歯科医療や、高度先進技術を提供するために、医学の進歩に欠かせない臨床研究を推進しながら、医療技術の向上、医療サービスの充実に心がけています。また、一般的な歯科治療のほかに、各種専門外来を設け、主にそれぞれの専門学会認定の専門医・認定医資格を有する歯科医師が、患者さんの多様なニーズに対応しています。診療に際しては、患者さん中心の、思いやりのある丁寧な治療を心がけています。

歯科医師臨床研修においては、単独型臨床研修施設であるとともに管理型臨床研修施設として、多くの開業歯科医院、在宅訪問歯科、病院歯科、障害者施設、高齢者介護施設と協力して臨床研修を実施し、社会の要請に応えています。

歯科医師法の改正により、令和6年4月1日からは、公的化された全国統一の共用試験(CBT、OSCE)に合格した歯学部の学生は、スチューデントデンティストとして診療参加型臨床実習をおこないます。これは、指導歯科医のもとで、スチューデントデンティストが医療現場における知識や技能を習得するためのものであり、患者さんのご理解とご協力をお願いするものであります。

これからも皆様から寄せられた要望に迅速に応えながら、患者さんから信頼され、親しまれる病院を目指しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。



理念・基本方針

本学の建学の理念である「高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな人材を育成する」にのっとり、次の事項を当院の基本方針とする。

  • 1) 患者さん中心の安全で安心できる医療を提供する
  • 2) 地域社会の健康増進ならびに福祉向上に貢献する
  • 3) 高度な歯科医療技術を実践する
開幕の刻
[作者:山田良定]


沿 革

1972年4月 東北歯科大学開学
1972年7月 東北歯科大学附属病院診療開始
1989年4月 東北歯科大学を文学部増設につき奥羽大学に名称変更
東北歯科大学附属病院を奥羽大学歯学部附属病院に名称変更


特 徴

歯科医学とともに進展しつつある先進医療の実践とともに、地域社会に対する医療福祉の中核的歯科医療機関、歯科医師を養成する教育機関、高度化・細分化の進む歯科医療に対応する卒後研修機関としての使命遂行に努めている。



施設基準について

入院基本料に関する事項

入院基本料

 当院病棟は『地域一般入院料1』を届出ており、入院患者さん13人に対して1人以上の看護職員(日勤・夜勤をあわせて)がおります。
 当院では1日に8人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
 なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
・ 8時30分〜16時30分:看護職員1人当りの受持ち数は2人以内
・16時30分〜 0時30分:看護職員1人当りの受持ち数は3人以内
・ 0時30分〜 8時30分:看護職員1人当りの受持ち数は3人以内

入院診療計画及び院内感染防止

 入院の際に歯科医師・看護師等の共同による入院診療計画を策定し、7日以内に文書をお渡ししております。また、院内感染防止のために、各病室の入り口に消毒液等を設置する対応策を講じております。

医療安全管理体制及び褥瘡対策

 安全な医療の提供を目的として、医療安全管理体制を整備しています。
 褥瘡対策チームを設置し、褥瘡の防止・治癒に努めています。

手術に係る施設基準の届出

 2024年実績
  上顎骨形成術等     8件
  上顎骨悪性腫瘍手術等  1件
  舌悪性腫瘍手術等    3件

特別の療養環境の提供(特別室、2床)

 特別室(差額室)へ入室希望される方は、病棟看護師にお申し出ください。
 病室番号 408(1床)、410(1床)
 料金1人1日当り 3,300円(消費税含)

食事療養について

 当院では、入院時食事療養(T)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された 食事を適時(夕食については午後6時以降)適温で提供しています。

食事療養標準負担額

区分 1食当たりの負担額
一般 510円
市区町村民税 非課税世帯 低所得者U 90日まで 240円
91日以降 190円
低所得者T 70歳未満 90日まで 240円
91日以降 190円
70歳以上 110円

医療情報取得加算

厚生労働省の方針に基づき導入されたオンライン資格確認システムにより、当院ではマイナンバーカードの保険証利用や問診票を通じて患者さんの診療情報を安全に管理・活用し、より適切な医療サービスの提供に努めております。

明細書発行体制等加算

当院では、医療の透明性向上と患者様への情報提供を目的に、診療報酬の算定項目、使用した薬剤名、実施した検査名などが記載された診療明細書を、領収証とともに無料で発行しています。

地域歯科診療支援病院歯科初診料

当院では、院内感染予防策として口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者さんごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・減菌処理を徹底しています。
歯科外来診療の院内感染防止対策に係る標準予防策及び新興感染症に対する対策の研修を4年に1回以上、定期的に受講している歯科医師を1名以上配置しています。

医療安全対策加算2

当院では、歯科医療に関わる医療安全について以下の通り取り組んでおります。
・医療安全、医薬品業務手順等、医療安全対策に関わる指針の策定
・医療安全対策に関わる研修の受講ならびに従業員への研修の実施
・安全で安心な歯科医療環境を提供するための以下の装置、器具などの設置
 ○経皮的酸素飽和度測定器 ○酸素供給装置 ○救急蘇生セット
また、円滑な対応ができるよう総合南東北病院との連携体制が整備されています。

歯科技工加算1及び2

当院では、迅速な入れ歯の修理が出来る体制を整えるため、当院では歯科技工士を配置しています。また、不適合になった有床義歯に係る診療を行い、義歯を預かった日から2日以内に歯科技工士が床裏装を行う環境が整っています。

保険外併用療養費

金属床の総義歯は料金の一部が保険で支払われます。
金属床総義歯とは、総義歯(総入れ歯)の生の部分に金属を使用したものです。
金属床総義歯は、通常の保険の義歯と比べて床がうすいといった快適性に特徴があります。

●本院で金属床の総義歯(総入れ歯)を希望される場合は、下記の価格の一部が特定療養費として保険で  給付されます。
●保険外併用療養費は診療日数などにより異なりますが、おおよそ5万円程度です。
 なお、保険外併用療養費は通常の保険と同様に一部負担金がかかります。
●本院での金属床総義歯の価格は以下のとおりです。

金属の種類 1床当たりの価格
上顎 下顎
14K、18K、20K及び 白金加金 352,000円 352,000円
コバルトクロム ニッケルクロム 154,000円 154,000円
チタン 209,000円 209,000円

●患者さんの歯ぐきなどの状態によっては金属床総義歯が適さない場合もありますので、事前に主治医と
 よく話し合ってください。

●必ず領収書をお受け取り下さい。

保険外負担に関する事項

PDFファイル歯科補綴物・有床義歯

PDFファイル口腔インプラント

PDFファイル矯正歯科

PDFファイルその他自費料金

PDFファイル診断書等文書料

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